~  i n n o c e n t  t r i p  ~

~コトバ~

「詩」なんて呼べるほどえらそうなものではありません。

自分の中でふくらんだ「ことば」を形にしてみます。


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最近浮んだものからどこかで化石のように眠っていたものまで~……

頭をカラッポにしてただ流れにまかせてコトバを作っているのだけれど、
その時代時代によって自分がどんどん変わってきていることに、
驚きと恥ずかしさを感じます。
こうして人は成長していくんですね。
これから僕は、どうなっていくのでしょうか。。

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2003/04/29

詩。他人と話すとき便宜上「詩」を書くと言うこともあるけれど、そのたびに僕は自分がものすごく惨めになってくるので、できるだけタイミングをみつけて、僕の書くものなんて詩と呼べるようなえらいものではなくてただの“言葉”である、と説明している。自分自身の中でも「詩を書く」ではなく「言葉を並べる(作る)」といった表現を植え付けている。
言葉が浮んでくる、その感覚が僕は好きである。詩とかってきっと作ろうと思って作れる人なんてあんまりいないんだと思う(わからないけど)、何かに感動した瞬間とかに言葉や表現がふと浮んできてそれが1つのものとして形作られてできるというのが基本的な流れなんだと思うんだけど、それももちろんいいんだけど、僕は別に感動も感情も何も外的要因がないような状態の中からふと言葉が浮んでくる瞬間がいちばん好きである。現実世界にある意識の中をまったく別次元の事象がサーッと潮が満ちていくように支配し、そしてまた一瞬にして引き消えていく感じ、現実におかれている身体においては何秒間にも満たないくらいなんだろうけれど、心はまるで宇宙旅行をしてきたような気分になる。そんな感覚が好きである。
その一瞬の宇宙旅行の中で見つけたものを、僕は“言葉”として並べる。それが僕の“なんちゃって作詩”である。まぁ、別にそんな感覚に陥らずなんとなーく言葉を並べたくなって並べてることのほうが多いんだけど…そういうときは大概途中で行き詰まる。

「詩」を作れる人って天才だと思う。
すごく、尊敬する。


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